22歳MFライアン・フラーフェンベルフが覚醒中で、25歳MFアレクシス・マック・アリスターも安定したパフォーマンスを披露するリバプール中盤の底。両選手が連携も優れており、ドミニク・ソボスライも含め、プレミアリーグでも屈指のミッドフィルダー陣を形成している。
アルネ・スロット監督は守備的ミッドフィルダーの選手層を厚くすることをクラブ側に求めており、今夏の移籍マーケットでも積極的に獲得に動いた。結果的には誰も確保できなかったものの、依然としてレギュラー組と争えるレベルのプレーヤーを探している。
海外メディア『GiveMeSport』によると、リバプールはPSVアイントホーフェンに所属するオランダ代表MFヨエイ・フェールマンに熱視線を送っているようだ。なお、来夏にも昨年のエールディヴィジ王者を去る見通しで、4200万ユーロ前後の移籍金が必要となる。
2022年にヘーレンフェーンからアイントホーフェンに加入した25歳のミッドフィルダーは、フィリップス・スタディオンで通算124試合23ゴール45アシストを記録。2023年6月にデビューしたオランダ代表でも16試合でピッチに立ってきた。
チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグでもプレー経験豊富なセントラルミッドフィールダーは、攻撃的にも守備的にも振る舞えるだけの高い能力を有している。ヨーロッパの舞台で良いプレーを見せており、エールディヴィジでもトップクラスの中盤のプレーヤーだ。
守備的MFのスペシャリストではないものの、フラーフェンベルフのようにハマる可能性も否定はできない。ただし、現時点ではあまり現実味のある移籍話ではなく、リバプールが本格的に乗り出すとは思えないが、はたして…！？