新戦力以上に、リバプールには優先順位の高い課題が残っている。それは、モハメド・サラーやフィルジル・ファンダイク、トレント・アレクサンダー=アーノルドとの契約更新に向けた交渉で、このままだと、いずれも2025年6月で契約が満了してしまう。
水面下では交渉が実施されていると思われるが、現時点で吉報は届いていない。リバプールの内情に詳しいジェームズ・ピアース記者は、サラーやトレントよりもファンダイクが契約延長に近いと明かし、33歳のオランダ代表DFがいまも示し続ける高い能力を褒め称えた。
「サラー、ファンダイク、トレントの代理人との対話はオープンで進行中だと聞いている。そして、誰もがそうであるように、私も前向きな解決に達することを願っている。ファンダイクが3人の中で最も簡単に解決できるはずだ。」
「なぜなら、彼が話したことすべて、私は純粋に彼を信じているし、彼はリバプールでの生活が大好きなんだ。リバプールのキャプテンであることを誇りに思っているし、インスピレーションを与えるリーダーであり、今でも世界最高のセンターバックだ。それに、彼はまったく衰えを見せていない。」
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アルネ・スロット監督のもとでもキャプテンを任されており、最終ラインにおける統率力はいまだ健在。昨シーズンは全盛期を思わせるほどのプレーぶりを取り戻し、リーダーシップのみならず、ディフェンダーとして世界レベルを維持している。
リバプールも契約更新に前向きと見られるが、はたして近々クラブからの公式発表はあるのだろうか…?