アルネ・スロット監督を迎えて、プレミアリーグやチャンピオンズリーグで順調な出だしを飾っているリバプール。今夏の移籍市場においての実質的な補強は、イタリア代表FWフェデリコ・キエーザのみだが、盤石なチームを擁している。
一方で、レアル・ソシエダ残留を決断したスペイン代表MFマルティン・スビメンディ獲得には失敗しており、他にも何人かの選手に対してアプローチしていたとの報道が出回っている中、その視線はデンマークにも注がれていた。
デンマーク紙『Tipsbladet』によると、リバプールは今夏、FCミッティランに所属するチリ代表FWダリオ・オソリオ獲得に動いており、870万ユーロから1000万ユーロのオファーを提示していたようだ。
マンチェスター・ユナイテッドやボルシア・ドルトムント、リール、レアル・ソシエダらも関心を示す20歳のアタッカーだが、リバプールはU・D・チレでプレーしていた頃にも興味を抱いており、継続的に成長を追っている。
20歳にも関わらず、チリ代表で13試合に出場しているウィンガーは、昨季25試合で9ゴール2アシストを記録。ヨーロッパの地でも結果を出しており、左右のウイングやサイドの様々なポジションで経験値を積んでいる。
FCミッティランは今夏のオファーを拒否したものの、強豪クラブの関心には気付いており、来年の夏の移籍市場で売却することを検討している。
はたして、リバプールは今後もチリ代表の逸材を追い続けるのだろうか…?