アルネ・スロット監督の就任に伴い、チーム内での序列が下がってしまった日本代表MF遠藤航。レギュラーとして出場するオランダ代表MFライアン・フラーフェンベルフがトップレベルのパフォーマンスを継続しているため、プレー時間が激減している。
この夏にはスペイン代表MFマルティン・スビメンディ獲得に迫っていたことからも、リバプールは新たな守備的ミッドフィルダー確保に前向き。オランダ人指揮官は日本のベテランMFに期待の声を述べているものの、退団の噂は燻っている。
海外メディア『CaughtOffside』によると、リバプールは同選手の売却に向けたオファーに耳を傾ける準備をしており、イプスウィッチ・タウンやフラム、ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズの3クラブが動向を追っているようだ。
2023年の夏、シュトゥットガルトからリバプールに加入した31歳のミッドフィルダーは、ユルゲン・クロップ監督の信頼を徐々に勝ち取ると、昨シーズン43試合に出場。高い位置からボールを奪う能力を発揮し、プレミアリーグ3位フィニッシュに貢献した。
日本代表ではキャプテンを務め、65試合でピッチに立ってきた。今季は少ない出場機会でも、光るシーンもあり、昨季のように年末くらいからスタメン争いに加わるかもしれない。
はたして、リバプールはこの冬に新たなミッドフィルダーを確保し、日本代表MFを放出することになるのだろうか…?