アンディ・ロバートソンが30代に突入し、コスタス・ツィミカスも28歳になっており、左サイドバック陣の年齢が高まっている。いずれもハイレベルのパフォーマンスを見せ、プレミアリーグでも屈指の実力を示し続けている。
ただし、将来に向けて世代交代も避けられず、ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズDFラヤン・アイト=ヌーリやフラムDFアントニー・ロビンソンらプレミアリーグ勢以外にも、ヨーロッパで活躍する左サイドバックに興味を抱いている。
海外メディア『AS』によれば、リバプールは今夏からベンフィカでプレーするスペインU-21代表DFアルバロ・カレーラスに強い関心を示しており、レアル・マドリードやバルセロナらとの争奪戦をリードしているようだ。
昨シーズンまでマンチェスター・ユナイテッドと契約を結んでいたスペイン人ディフェンダーだが、同クラブでトップチーム出場は叶わず。プレストン・ノースエンドやグラナダらでのレンタルが続き、今年の夏にポルトガルのクラブに放出されていた。
バイエル・レバークーゼンDFアレハンドロ・グリマルドとの比較される左サイドバックは、今季レギュラーとして起用されており、チャンピオンズリーグでもレッドスターやアトレティコ・マドリード相手に先発出場を果たしている。
左利きのセンターバックも含め、数多くのディフェンダーとの関係が噂されているリバプールだけに、どの選手が本命かどうかはわからない。そもそも左サイドバックの優先度は低い印象で、フィルジル・ファンダイクの長期的な後継者や、モハメド・サラーの後任候補が真っ先に対処されるべきポジションだ。
はたして、リバプールは先行して若きスペイン人サイドバック獲得に乗り出すのだろうか…?