財政難に直面し、数多くの若手がトップチームで起用されているバルセロナだが、世界的な選手への関心を報じるメディアには事欠かない。そのほとんどが移籍金や給与から獲得不可能に思えるが、次から次に新たな選手の名前が浮上してくる。
マンチェスター・シティFWアーリング・ハーランドもそのひとりで、36歳のポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキの長期的な後継者としてリストアップしていると見られ、全身全霊の巨額オファーを準備しているとも。
英『The Sun』によると、ノルウェー代表のストライカーを獲得できなかった場合に備えて、スペインのクラブは、ニューカッスル・ユナイテッドFWアレクサンデル・イサクとリバプールFWダルウィン・ヌニェスに熱視線を送っているようだ。
クラブ史上最高額の移籍金とともに、レアル・ソシエダからニューカッスルに加入したスウェーデン代表フォワードは、73試合で36ゴールを挙げ、プレミアリーグでも実力を証明し続けている。PSR(プレミアリーグの収益性と持続可能性に関する規則)との兼ね合いからも、この夏の移籍市場では売却が取り沙汰されていた。
一方、ウルグアイ代表の25歳ストライカーは、アンフィールドではポルトガル時代の得点力を見せられていない。とはいえ、昨シーズンは18ゴール13アシストを決め、年々数字が上昇しているものの、アルネ・スロット体制ではレギュラーの座を確保できていない。
ハーランドも高額な金額が必要になるが、イサクやヌニェス獲得にも大金が生じる。彼らを確保するには、主力選手の放出は免れないバルセロナだが、プレミアリーグからトップレベルのストライカーを獲得できるのだろうか…?