33歳のベテランDFフィルジル・ファンダイクとの契約延長がいまだに発表されておらず、副キャプテンのイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドの将来も不透明な中、リバプールは新たなディフェンダーに関心を示している。
ヨーロッパに限らず、南米で活躍している若手センターバックが数多くメディアに登場しては、数日後には忘れ去られていく。スポルティングDFゴンサロ・イナシオのように昨年から関心が報じられるが、具体的な動きは見られていない。
イタリア紙『Corriere dello Sport』によれば、リバプールはイタリアで頭角を現すフィオレンティーナDFマイケル・カヨーデをリストアップしており、この冬の移籍市場において獲得に動き出す可能性があるようだ。
右サイドバックでもプレーできる20歳のディフェンダーは、トッテナム・ホットスパーやアストン・ビラ、ブレントフォード、ボーンマスらイングランド勢のターゲットとして伝えられてきた。
フィオレンティーナでは右サイドバックでの起用が多く、ここまで40試合以上でピッチに立ってきた。イタリアU-21代表でも3試合に出場を果たしており、ボルゴマネロ出身の若きディフェンダーは国内で評価を高めている。
圧倒的な才能を見せ続けているものの、現状チームにおいてレギュラーの座を確保できておらず、シーズンを通して活躍できるかどうかには疑問符が浮かぶ。それぞれ20代前半のコナー・ブラッドリーやジャレル・クアンサーが控えており、若手枠はあまり必要なさそうだ。
はたして、リバプールはこの冬、イタリアから補強を実施するのだろうか…?