シャフタール・ドネツィクのアカデミーを駆け上がり、いまやトップチームの主軸に定着した22歳MFヘオルヒー・スダコフ。同クラブではすでに100試合以上に出場し、チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグでも活躍している。
2021年5月にデビューしたウクライナ代表では24試合3ゴールと常連になっており、若き才能の将来は慌ただしくなっている。昨年からヨーロッパの強豪クラブへの移籍が噂されてきたが、ステップアップの時期が近づいているかもしれない。
海外メディア『CaughtOffside』によれば、リバプールやアーセナル、トッテナム・ホットスパー、アストン・ビラ、ニューカッスル・ユナイテッドらプレミアリーグの上位クラブが同選手に対して強い関心を示しており、スカウティングを継続しているようだ。
攻撃的ミッドフィルダーとしてプレーする22歳のウクライナ人選手を獲得するには、最低でも6500万ユーロの移籍金が必要になるとも報じている。守備的MFが優先される補強ポジションのリバプールにとって、その大金を支払う予算が残っているかは疑問だ。
ドミニク・ソボスライやハーヴェイ・エリオットが中盤の攻撃的なポジションを担っており、いざとなればコーディ・ガクポやディオゴ・ジョッタらもプレーできるだけに、中盤の底やセンターバックほど熱視線を向けているとは思えない。
近々でリバプールがウクライナ代表ミッドフィルダー確保に動き出す可能性は低いが、プレミアリーグにはお金持ちのクラブは多く、いずれかのクラブがシャフタール・ドネツィクとの交渉に取り掛かることはあり得る話だ。
はたして、22歳のプレーヤーはこの冬や来夏の移籍市場において、イングランドに上陸する未来を歩むのだろうか…?