オランダ代表DFフィルジル・ファンダイクは契約問題に揺れ、年齢も33歳とベテラン選手の仲間入りを果たしている。27歳DFジョー・ゴメスにはニューカッスル・ユナイテッドやアストン・ビラが関心を示していると言われ、新たなセンターバックが加わる日は近づている。
現時点ではリバプールが興味を持っている報道は出回っていないが、アルネ・スロット監督がフェイエノールトを率いていた頃に獲得を熱望したオランダ人DFサム・ブーケマは、プレミアリーグでのプレーを熱望し、元々ファンであるウェストハム・ユナイテッドやリバプールからのオファーには喜んで応えると語った。
「僕は野心も持っているし、いつかプレミアリーグや他のビッグクラブでプレーできることを望んでいる。」
「昔、ウェストハムのファンだったんだ。」
「父と一緒にアップトン・パークを訪れたことがあるんだけど、フェイエノールトやゴー・アヘッド・イーグルスと雰囲気が似ていて、すごく感動した。」
「でも、イングランドにはファンタスティックなチームがたくさんあるから、もしリバプールのような偉大なクラブが現れたら、喜んで行きたいよ。」
Corriere dello Sport
スロット監督が関心を示したのは、ゴー・アヘッド・イーグルスに所属していた頃。フェイエノールトに誘っていたものの、結果的にはAZアルクマールに加入。そこで2年間プレーし、2023年の夏にボローニャ移籍を手にした。
昨シーズンは33試合に出場し、絶対的なレギュラーとして活躍。今シーズンも主力に位置付けられており、1試合を除き、開幕戦から全試合でスタメン出場を果たしている。今季こそ苦戦しているが、昨季はセリエAで5位フィニッシュに大きく貢献した。
経験値や個人能力からリバプールが獲得に動き出すとは思えないが、オランダ人指揮官はかつて狙っていたセンターバックにふたたび注目するのだろうか…?