近年はリバプールの2番手GKに定着したアイルランド代表GKクィービーン・ケレハーは、ブラジル代表GKアリソン・ベッカーが負傷している期間やカップ戦などで出番を得ているが、毎週のようにプレーが約束されているわけではない。
それでも、出場した試合では安定感に加えて、絶妙なシュートストップでチームを救う活躍を見せ、プレミアリーグ問わず、世界でも屈指の2番手GKとして高い評価を得ているが、来年にはギオルギ・ママルダシュヴィリが加入するため、アンフィールドを離れることが濃厚だ。
2015年にリバプールのアカデミーに加わり、着実な成長を手にしてきた25歳GKは、正守護神との関係値は良好であると主張し、世界でもトップクラスのゴールキーパーとの練習から多くのものを学んできたことを明かした。
「何試合かプレーする機会があるのだから、できる限りいいプレーをしたい。」
「あまり大げさに考えても仕方がない。何試合かプレーする機会を得ただけなんだ。」
「アリソンとは仲良しなんだ。彼には怪我のことを心配するメールを送ったんだ。彼にとっては良くないことだし、誰に対してもそういうことが起こるのは見たくない。」
「あれほど質の高い人と一緒にトレーニングできることは、僕にとって有益だ。そこから学べるし、自分を奮い立たせてくれる。」
The Telegraph
昨シーズンもプレミアリーグで多くの試合に出場した同選手だが、今季もアリソンが怪我で離脱したことで、ふたたび多くの出番を得られそうだ。さらに市場価値を高め、リバプールが設定する移籍金を支払うクラブが現れることを促せるだろう…