ローマから加入して以来、アンフィールドで数多くのゴールとアシストを挙げてきたリバプールFWモハメド・サラーだが、その去就は不透明な状態だ。契約期間が残り1年を切っており、クラブ側との交渉が続くも、現時点では吉報は発表されていない。
この夏の移籍市場において、ユベントスからイタリア代表FWフェデリコ・キエーザを獲得したリバプールだが、怪我の影響もあって本領発揮まで至っていない。役割もサラーの負担軽減がメインで、正式な後継者とみなされるかは未知数だ。
そして、マージーサイドのクラブは2年連続でユベントスからの補強に動きかもしれない。海外メディア『Caught Offside』によると、リバプールはトルコ代表FWケナン・ユルディズに関心を示しており、同じくプレミアリーグのアーセナルもチャンスを伺っているようだ。
ガナーズは19歳の左ウィンガーを大絶賛しており、イングランド代表FWブカヨ・サカの負担を軽減するためにも、彼のようなプロフィールを持つ選手との契約を熱望しているという。セカンドストライカーや攻撃的ミッドフィルダーとしても振る舞え、器用に前線のポジションをこなす。
2023年10月にはトルコ代表デビューを飾った若きアタッカーは昨季途中出場から試合経験を増やし、今シーズンは開幕戦からスタメンに定着。ここまで2試合を除き、すべての試合でキックオフからピッチに立ってきた。
ただし、ユルディズはつい最近、ユベントスと2029年までの新契約を結んだばかりで、トリノでの生活に満足しているとも伝えられており、来年の夏に移籍を実現させるには、プレミアリーグのクラブは多額の金額を提示しなければならなそうだ。
今後数年間はイタリア国内で能力を高めることになるだろうが、違うストーリーが紡ぐことになる未来はあるのか…?