リバプールのアカデミー出身で、ユルゲン・クロップ前監督のもとで、トップチームの数多くの試合に帯同。近年はレギュラー争いにも加わり、昨シーズンはプレミアリーグやヨーロッパリーグを通じて、36試合で5ゴール3アシストを挙げた。
今シーズンからはアルネ・スロット監督が就任したことで、中盤の構成や求められる役割が変わった。攻撃的MFや守備的MFとして重宝され、ここまで13試合でピッチに立ってきた。チェルシー戦では1ゴール1アシストでチームを勝利に導き、覚醒の時を過ごしている。
子供も生まれ、人生の転機にも立っている23歳のイングランド代表MFは、キャリアを通じて今が最も楽しいことを明かし、オランダ人指揮官の導入した新たなプレースタイルが自身の能力にも合っていると話した。
「今が一番楽しんでいる時期だと感じている。自分に合ったプレースタイルや、コーチやスタッフから愛情をもらっているという点で、僕はそう思っている。」
「アルネ(・スロット)と彼のスタッフが来て、プレースタイルやすべてが変わりつつある。僕にはその方が合っていると思う。心機一転、全力を尽くすよ。」
「本当に楽しんでいるし、一番大事なのは、笑顔でプレーすることだ。」
「僕がみんなに認められるような選手であること、そして子供の頃からずっと変わらない選手であることを証明しようと思って試合に臨むつもりだ。」
The Mirror
プレミアリーグで首位に立ち、チャンピオンズリーグでも全勝を続けるリバプールにおいて、重要な役割を担っており、今後も主軸としての活躍が期待される。あわよくば、同じくアカデミー育ちのトレント・アレクサンダー=アーノルドくらいの選手になってくれれば良いが….