チェルシーでは不遇の日々を過ごしたエジプト代表FWモハメド・サラーは、イタリアでの経験を経て、リバプールで一気に世界的なプレーヤーに成長。右ウイングから大量の得点とアシストを挙げ、アルネ・スロット新体制でもエースの座を譲っていない。
32歳と全盛期のスピードやキレに少しばかりの衰えこそ見えるが、いまでもプレミアリーグ屈指のアタッカーとして、またチャンスメイカーとして、全大会を通じて17試合目にして、10ゴール10アシストに到達している。
現役時代にはリバプールで活躍した元イングランド代表DFグレン・ジョンソンは、契約延長にまつわる憶測が飛び交う中でも、ピッチで結果を出し続けるエジプシャン・キングのパフォーマンスと姿勢を称賛した。
「モハメド・サラーを称賛したい。彼については様々な憶測が飛び交っているが、プロとして、気を引き締めてパフォーマンスを続けている。私たちは、多くの選手が新しい契約を得られないと考え、不機嫌になっているのを見てきた。でも、彼はそうなっていない。」
「彼はまだワールドクラスの選手だろう?もし彼を失ったら、代わりはほとんど不可能だし、彼の後釜になろうとする選手にはなりたくないだろうね。クラブは契約延長に取り付けるといいね。彼が年を取っているのは知っているけれど、まだこれだけのパフォーマンスを見せているし、今のところ彼より優れた選手はあまりいないよ。」
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サウジアラビアのクラブが大金を準備して待っている32歳の右ウィンガーだが、選手本人はまだトップレベルでの戦いを希望していると見られ、アンフィールド残留にも前向きと伝えられている。
リバプールとどのような話し合いがなされているかは情報が漏れ出ることはない。両陣営はそれぞれの条件に折り合いを付け、新契約を締結できるのか、もしくは今シーズンをもってアンフィールドを離れることになってしまうのだろうか…?