エジプト代表FWモハメド・サラーの去就について様々な憶測が蠢く中、来年には33歳になるエジプシャン・キングの後釜を任せられる選手にも注目を寄せている。メディアでは数多くのアタッカーの名前が浮上しては、何も起きずに消えていっている。
アイントラハト・フランクフルトでプレーし、昨シーズンにはゴール前での決定力が飛躍的に向上したエジプト代表の同僚、25歳FWオマル・マーモウシュもターゲットとして報じられている。今季はさらにゴール数は増えており、ここまで16試合14ゴール10アシストと脅威的な数字を残している。
ドイツ紙『BILD』によれば、来夏の移籍市場で人気銘柄になることが避けられないフランクフルトのフォワードは、アンフィールドでのプレーを夢に見ており、次なるステップアップ先としてリバプールが有力紙されているようだ。
また、来年の夏の移籍に向けた話し合いはすでに開始しているとも伝えられており、半年以上の期間を残すタイミングにおいて、水面下で合意に到達する可能性も否定できない。
ブンデスリーガの絶対的な王者、バイエルン・ミュンヘンも関心を示す25歳のアタッカーは2027年6月までの契約を結んでおり、5000万ユーロから6000万ユーロもの移籍金が必要となる。所属クラブも簡単には手放す気はないため、難しい交渉が待っていそうだ。
はたして、現在も強力なフォワード陣を擁するリバプールだが、エジプト代表のアタッカーに白羽の矢を立てるのか、もしくは別のターゲットをアンフィールドに迎えるのか…?