アンディ・ロバートソンが30代に入り、運動量が必要となるサイドバックにとって長期的に第一線で活躍することは難しいかもしれない。プレースタイルを変えることで長らくピッチに立てる可能性もあるが、控えのコスタス・ツィミカスも28歳となっており、世代交代を睨む時期が迫っている。
この冬や来夏の移籍市場で動くほどの最優先ポジションではなにせよ、リバプールはプレミアリーグで実力を証明しているボーンマスの21歳DFミロシュ・ケルケズに関心を示しており、事前の話し合いに向けた許可を所属クラブに求めたと、海外メディア『Anfield Watch』が報じた。
今シーズンからリバプールのスポーティング・ディレクターに就任したリチャード・ヒューズが獲得した選手であり、その特徴は深く理解している。ボーンマスに加わる前、2023年の夏にも獲得を試みたと見られるが、その時は選手側がレギュラー扱いを要求した経緯もあって、失敗に終わっていた。
ハンガリー代表としてすでに21試合に出場する左サイドバックは、現在のクラブに満足しているものの、チャンスがあればトップクラブ移籍を希望しているようだ。また、ハンガリー代表のキャプテンで、リバプールに所属するドミニク・ソボスライとの良好な関係にも触れている。
マンチェスター・ユナイテッドもこの夏、彼との契約を望んでいたが、ボーンマスが要求した4000万ポンドには手が届かなかった。プレミアリーグ開幕からスタメン出場を続け、2アシストを記録し、いまや同クラブに欠かせない存在となった。
そもそも左サイドバック獲得には積極的ではないとも伝えれるリバプールだが、今後の移籍マーケットでハンガリー代表の若きディフェンダー確保に本格参入することはあるのだろうか…?