フランスの首都に生まれたイブラヒマ・コナテは、パリFCやソショーで過ごし、RBライプツィヒに移籍。4年間、ブンデスリーガでプレーし、評価を高めた若きセンターバックは、2021年7月にアンフィールドに新天地を求めた。
リバプールではいまや絶対的なレギュラーとしての立ち位置を確保し、オランダ代表DFフィルジル・ファンダイクと強固な最終ラインを形成。ディフェンス面で不安を抱えるイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドのカバーにも長け、スピードと力強さで幅広いエリアを守る。
25歳になり、フランス代表でも常連になった同選手との思い出を語ったのは、レッドブル・グループが展開するサッカーの基礎を築いたラルフ・ラングニック氏。動画を見た瞬間に成功を確信したことを明かし、ライプツィヒにとっても最高の選手のひとりであると口にした。
「ライプツィヒのスカウト部門が、ソショー時代のクリップを見せに来た日のことはよく覚えている。私は即座に彼のプレーに惚れ込んだ。」
「彼が素晴らしい人間であり、トップクラスの教育を受けた選手であることはすぐにわかった。そのすべてが真実だと証明された。間違いなく、ライプツィヒにおいて、この12年間で最高の契約、あるいは最高の選手の一人だ。」
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2026年6月までの契約を延長する見通しが高まっている25歳のセンターバックは、将来的にはファンダイクに代わって、ディフェンスラインを引っ張る役割が期待されており、世界最高峰のディフェンダーから日々学んでいる。
1対1の守備対応に圧倒的な強さを持つパリ出身のディフェンダーは、チームをタイトルに導き、アンフィールドのレジェンドになれるだろうか…?