オランダ代表DFフィルジル・ファンダイクが、来季以降もリバプールに残る保証はない。両陣営は新契約締結に向けて話し合いを進めているものの、現時点で合意に至っておらず、33歳という年齢も相まって、彼の後継者探しが続いている。
海外メディア『Caught Offside』によると、リバプールは今季飛躍しているノッティンガム・フォレストの最終ラインを牽引する22歳DFムリージョをトップターゲットに据え、来夏の移籍市場において獲得に乗り出す可能性があるようだ。
昨シーズン、コリンチャンスから加わったばかりにも関わらず、初めてのプレミアリーグにもすぐに慣れ、加入初年度からチームの柱として活躍。今季はイングランド国内リーグで開幕戦からスタメン出場を継続しており、好調をディフェンスラインから支えている。
センターバックとしては決して恵まれた身長ではないものの、フィジカル勝負で負けない力強さに加えて、左足から正確なパスで後方からゲームを作る。モダンなディフェンダーに必要な能力をいずれも高いレベルで兼ね備えている。
所属クラブとの契約は2028年6月まで。移籍金こそ明らかになっていないが、それなりの高額オファーが求められる。まして、ノッティンガムが好調を継続し、ヨーロッパ大会への出場権を得た場合にさらに強気で交渉に臨むはずだ。
ただし、メディアで取り沙汰されているセンターバックは、ブラジル人センターバックだけではない。はたして、リバプールはファンダイクの長期的な後任に誰を据えるのだろうか…?