セリエAで活躍したのち、リバプールに移籍したエジプト代表FWモハメド・サラーは得点力が開花。全大会を通じて、52試合で44ゴール15アシストと加入初年度から驚愕の数字を残し、一躍プレミアリーグでも屈指のウィンガーとして認識された。
その後もトップクラスのパフォーマンスを維持し、今季もエースの座を譲っていない。プレミアリーグやチャンピオンズリーグ、カラバオカップを通じ、17試合を終えた時点で得点とアシストで二桁を記録しており、32歳になったいまも抜群な存在感を示して続けている。
現役にも関わらず、すでにレジェンドの仲間入りを果たしている同選手だが、かつてアーセナルを率いていた名将、アーセン・ヴェンゲルにアドバイスを求めたことを明かし、本当に良い選手になるためのヒントを得たようだ。
「以前、アーセン・ヴェンゲルからアドバイスをもらったことがあるんだ。」
「彼はそのときメルウッドにいて、彼に “良い選手と本当に良い選手の違いは何か?”と尋ねたんだ。」
「彼は、 “とても、とても優れた選手は、たとえ勢いがなくても、常に試合に集中していると思う。最後の1分まで、あるいはホイッスルが鳴るまで、試合に集中し続けるんだ” と言っていた。」
「僕の場合、モメンタムがない試合もあると思うし、ゲームに身が入っていない試合もある。でも、最後までやり遂げるために常にゲームに集中しているんだ…。」
「ジョニー(・ハイティンガ)が今年ここに来たとき、 “モウ、今日はいいプレーができないね” って言われたんだ。僕は、 “ああ、でもいつもそのチャンスを見つけるんだ”って言ったんだ。」
「僕は必ずしも試合中にいいプレーができるわけじゃない。それは普通のこと。でも、僕はいつもゲームを変える方法を見つけようとしている。」
「その気持ちを受け入れず、ただ戦い続ける選手もいると思う。でも、それを受け入れて印象づければ、何でもないことなんだ。それは想像であり、頭の中のことだ。」
「だけど、それを受け入れて、印象を与えるだけなら、大丈夫だと思う。試合で悪いプレーがあったとしても、一番大事なのは試合に出続けて、違いを生み出そうとすることなんだよ。」
Liverpool’s YouTube channel