モハメド・サラーを筆頭に、ルイス・ディアスやコーディ・ガクポ、ダルウィン・ヌニェス、ディオゴ・ジョッタ、フェデリコ・キエーザら強力なフォワード陣が切磋琢磨するリバプール。盤石な体制を整えているが、チームは将来に目を向けている。
海外メディア『Sky Sport DE』パトリック・ベルガー記者によれば、アーセナルやチェルシー、トッテナム・ホットスパーらとともに、リバプールはボルシア・ドルトムントFWジェイミー・バイノー＝ギッテンスに関心を示しているようだ。
ただし、同記者は来年の夏に移籍が成立する可能性が低いことにも触れ、もしも獲得を狙うクラブがいるのであれば、1億ユーロを超える移籍金の提示が必要になるだろうと明かした。
「アーセナルやリバプール、チェルシー、トッテナムがジェイミー・バイノー＝ギッテンスを取り巻く状況を見守ってる。」
「BVBのスポーツ・ディレクター、セバスチャン・ケールは1年前、この超逸材と2028年まで契約を延長し、基本給を約300万ユーロ（ボーナスを除く）に引き上げたばかりだ。」
「ウィンガーは現在、退団を考えておらず、ドルトムントに居心地の良さを感じており、少なくともあと1年は残留を望んでいる。しかし、『スカイ』紙によれば、ギッテンスは長期的な将来をプレミアリーグに求めているという。すでに移籍先候補のクラブが選手のマネジメントに接触しているそうだ。」
「もし今夏、5000万ユーロや6000万ユーロを提示するクラブがあったとしても、BVBは首を横に振るだけだろう。ボルシア・ドルトムントを降参させる金額、それは1億ユーロだ。」
Arsenal, Liverpool, Chelsea and Tottenham beobachten allesamt die Situation um Jamie Gittens (20/🏴). #BVB-Sportchef Sebastian Kehl hatte den Vertrag mit dem Mega-Juwel und Durchstarter (7 Tore und 4 Assists diese Saison) vor einem Jahr erst vorzeitig bis 2028 verlängert und… pic.twitter.com/EHO0QTS74H
— Patrick Berger (@berger_pj) November 29, 2024
ロンドン出身の20歳ウインガーは、マンチェスター・シティのアカデミーから4年前にドイツ行きを決断。2022年からはトップチームで出番を得るようになり、昨シーズンは途中出場も多かったものの、34試合で2ゴール8アシストを記録した。
今シーズンはスタメンで出場する試合も増えつつあり、ゴール前での脅威も増している。ここまで18試合を終了した時点で、7ゴール4アシストを挙げ、非凡なポテンシャルが花を開き始めている。その才能を母国の強豪クラブが放っておくわけもなく、数年後にはプレミアリーグの舞台で輝きを放っているかもしれない…