ディオゴ・ジョッタとダルウィン・ヌニェスとトップレベルのセンターフォワードを抱え、モハメド・サラーやルイス・ディアス、コーディ・ガクポ、フェデリコ・キエーザと強力なウィンガー陣もチームに在籍する。
リバプールにとって、新たなフォワードを補強することが最優先ではないものの、万が一にもエジプト代表のベテランウィンガーが契約延長をせずに退団する場合には後釜を確保しなければならないのも事実。
イタリア紙『La Gazzetta dello Sport』によると、リバプールはインテル・ミラノに所属するフランス代表FWマルクス・テュラムに関心を示しているようだ。同選手の活躍がアルネ・スロット監督の目に留まり、スカウティングチームにレポートの見直しを打診している。
昨年の夏、ボルシア・メンヒェングラートバッハからイタリアに新天地を求めた27歳のストライカーは、加入初年度からチームの主軸に定着。昨シーズンは46試合で15ゴール14アシストを記録し、セリエA制覇の立役者になった。
今シーズンも得点を量産しており、タレントひしめくフランス代表でも29試合でピッチに立ってきた。大柄な体躯を活かしたプレースタイルで、センターバックとのフィジカルバトルにも自信を持ち、ゴール前での決定力は言うまでもない。
イタリアの地で世界的なフォワードに進化した同選手だが、7000万ポンドのリリース条項が設定されているとも報じられており、マージーサイドのクラブがそこまで重要度の高くないセンターフォワードに、大金と引き換えに新たな人材を迎え入れるとは考えにくい。
はたして、パルマ出身のストライカーは今後もセリエAでプレーを続けるのか、もしくはイングランドに挑戦する未来はあるのだろうか…?