2025年6月で現行契約が切れるエジプト代表FWモハメド・サラーは、水面下でクラブ側と話し合いを進めるも条件面で合意できておらず、まだオファー提示には至っていない。もう2024年も終わり、サウジアラビアを筆頭に、移籍金なしでエジプシャン・キングを狙うクラブも少なくない。
度々メディアにも交渉の進捗を発言してきた元ローマFW。決して心象が良いものではないものの、クラブ側に行動を促す目的があると見られる。他方、サポーターから今季も絶好調の右ウィンガーとの契約を急かす声も増えている。
英『The Mirror』によれば、去就に関する不安も払拭される日が近いかもしれない。モハメド・サラーとフェンウェイ・スポーツ・グループは数ヶ月間の話し合いの末、折衷案として2年契約を提示し、締結まで迫っているようだ。
サラーの長年の代理人であるラミー・アッバスは、3年契約を求めていた。ただし、クラブ内でトップの給与を受け取り、年齢も来年には33歳となるアタッカーに対して契約年数が議論の中心だった模様で、今回の落とし所に収まった形だ。
前節のニューカッスル・ユナイテッド戦でも、チーム1年目をアシストし、同点弾と逆転弾を決めた。影響力だけではなく、レベルの違う決定力でチームのピンチを救い、プレミアリーグ得点ランキングも常に上位をキープしてきた。
これほどの選手を手放すのはクラブにとっても頭の痛い問題。この報道の真意こそ分からないが、もしも本当であれば、リバプールに関わる全員にとって大歓喜のニュースになることは間違いない…