ユベントスでは戦力外となり、この夏の移籍市場において、移籍先を探していたイタリア代表FWフェデリコ・キエーザ。 バルセロナなども候補に挙げられていたものの、期限が迫る中、リバプール移籍が成立した。
まともなプレシーズンを過ごせずに、コンディション不良が続く27歳のウィンガーはアンフィールドでも調整が続いている。今シーズンの出場時間は100分にも満たず、期待されていたほどの活躍は今のところ見せれていない。
元フィオレンティーナFWにはイタリア復帰の噂が飛び交っており、インテル・ミラノが狙っているなど報道が出回っているが、メガクラブから関心が届くジョージア代表FWフヴィチャ・クヴァラツヘリアが万が一に退団する場合に備え、ナポリが同選手をリストアップしていると、イタリア紙『La Repubblica』が報じた。
ディナモ・バトゥミからナポリに新天地を求めて以来、左サイドを活性化させ続けいている。加入初年度のインパクトには及ばないものの、今季もレギュラーを任されている。16試合を終えた時点で、5ゴール3アシストを挙げており、チームの好調を支えている。
ユベントス時代から相次ぐ怪我に悩まされているイタリア人ウィンガーだが、いますぐにイングランドを去るプランはない。リバプールも半年間のみで身限りことも考えにくく、可能性があるとすれば、来夏の移籍マーケットになるはずだ。
はたして、キエーザはマージーサイドでスタメン争いに加わるためにもコンディションを維持し、プレミアリーグで成功を収められるだろうか…もしくは、母国に戻り、セリエAで戦う未来が待っているのだろうか…?