プレミアリーグとチャンピオンズリーグで首位に立つリバプールは、開幕からの疲れや怪我人も発生しやすい時期に突入し、重要な局面を迎えている。アルネ・スロット監督は、シーズン後半戦も好調を維持するためにも、大規模な投資を上層部に依頼するかもしれない
マージーサイドのクラブは、攻撃陣にはイタリア代表FWフェデリコ・キエーザを獲得しただけで、ユルゲン・クロップ前監督から引き継いだ選手たちが屋台骨を支える。得点力だけじゃなく、ディフェンス面も安定し、国内リーグでは現時点で6失点しか奪われていない。
守備的ミッドフィルダーは継続的にトップターゲットと見られているが、モハメド・サラーの去就が不透明な状況において、またキエーザのコンディション不良が続いていることもあって、リバプールは新たなアタッカーにも注目している。
海外メディア『Caught Offside』によると、PSVアイントホーフェンでプレーするアメリカ代表FWリカルド・ペピが獲得候補として急浮上しており、2500万ユーロの移籍金が必要となる21歳のアタッカーに対して、この冬にも動きを見せる可能性があるようだ。
2023年の夏、アウクスブルクからオランダに新天地を求めた同選手は、今シーズン16試合を終えた時点で、7ゴールを挙げている。センターフォワードとして相手ゴールに近い位置でプレーし、21歳にも関わらず、アメリカ代表ではすでに31試合に出場し、11ゴールを奪ってきた。
エジプト代表FWオマル・マーモウシュら他にも多くのアタッカーに関心を示しており、十分なフォワード陣を抱えるだけに、この冬の移籍市場で何かしら動きがあるとは考えにくい。ウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスもセンターフォワードでのプレーが板につき始めており、ここで見限る可能性も低い。
今のところ、アメリカ代表のアタッカーがアンフィールドに到着するとは思えないが、はたしてどうなるのだろうか…?