昨年の夏、出番に苦しんでいたバイエルン・ミュンヘンを去り、リバプールに加入したオランダ代表MFライアン・フラーフェンベルフ。ユルゲン・クロップ政権においては、インサイドハーフを任されたものの、本領発揮とまでは至らなかった。
アルネ・スロット監督の誕生で、最も変化が大きかったのは、22歳のこのミッドフィルダーだろう。中盤の底にコンバートされ、守備に比重を置いたプレースタイルを求められるも、すぐさま適応。プレミアリーグ開幕から好調を継続するチームの原動力となった。
チームのキャプテンでもあり、オランダ代表でも主将を務める33歳DFフィルジル・ファンダイクは、同胞MFの成長を実感しているようだ。ただし、これからも冷静に前に進み続けなければならないとも語った。
「ライアン・フラーフェンベルフは、100%の自信を持ってプレーしているし、守備面でも非常によく成長している。もちろん、試合中は常に彼に声をかけているが、彼はそれを気に入っているみたいだ。うまくいっているよ!彼は冷静さを保ち、体調を整え、前進し続ける必要がある。」
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チャンピオンズリーグでもレアル・マドリードに勝利を収めるなど好成績を残しており、オランダ人指揮官は称賛を集めている。ファンダイクもドイツ人の名将の後は難しい仕事であるものの、素晴らしい成果をあげていると話した。
「ユルゲン・クロップの後任は非常に難しい仕事だが、アルネ・スロットは見事な仕事をしている。外部や 選手に対する彼の見せ方、インタビュー、戦術の説明の仕方などね。」
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来年には34歳を迎えるベテランのセンターバックだが、依然として最終ラインに欠かせない存在で、後方から高いリーダーシップを発揮している。プレミアリーグで初挑戦となる同郷の指揮官を栄光に導くことができるだろうか…?