アルネ・スロット監督は、ディオゴ・ジョッタやダルウィン・ヌニェスらをセンターフォワードに据え、左右のウィンガー陣を加えて、世界でも屈指の攻撃陣を揃えている。プレミアリーグ開幕から前線は好調を維持し、強固な守備も相まって、首位の座をキープしている。
しかし、ルイス・ディアスやコーディ・ガクポ、モハメド・サラーらが得点を量産する中、センターフォワード陣はあまり得点を挙げられていない。ポルトガル代表FWは毎シーズンのように負傷に悩まされる時期があり、ウルグアイ代表FWの決定力は高まっていない。
ブラジル紙『UOL』によると、リバプールは新たなアタッカーに目を向けており、来夏の移籍市場における最優先ターゲットとして、ブライトンで活躍する23歳のブラジル人FWジョアン・ペドロを据えているようだ。
フルミネンセやワトフォードを経て、2023年の夏からブライトンに所属。これまで49試合に出場し、24ゴール6アシストを挙げてきた。センターフォワードやセカンドストライカーなどを任され、今シーズンは9試合が終了した時点で、4ゴール3アシストと好調なチームを支えている。
来年1月での移籍こそないものの、他のトップクラブを抑えて23歳のフォワードと交渉を開始する可能性もあるそうだが、あくまで信憑性については乏しいとも伝えている。
ワトフォードでもプレミアリーグやチャンピオンシップで100試合以上に出場を果たしており、イングランド・サッカーの経験値も豊富。イギリスでの生活にも慣れており、アルネ・スロット監督のプレースタイルやリバプールという名門クラブにさえ慣れれば、アンフィールドでも活躍できるかもしれない。
はたして、マージーサイドのクラブは、2023年11月にブラジル代表デビューを飾ったアタッカー獲得に本腰を入れるのだろうか…?