ユルゲン・クロップ監督時代に、リバプールの左サイドバックとして世界的なプレーヤーに成長したスコットランド代表DFアンディ・ロバートソン。ディフェンスだけではなく、攻撃時には左サイドからチャンスを作り、時にはペナルティーエリア内で自らゴールに絡む。
代表ではキャプテンマークを巻くなど、いまやリーダーシップを発揮する30歳ディフェンダーだが、今シーズンはパフォーマンスが安定しない。運動量が必要なサイドバックにとって年齢の衰えなのか、連戦が続くと集中力やプレーぶりが低下する印象が強い。
新たな左サイドバックの候補が連日報道される中、元リバプールDFスティーヴン・ウォーノックは世代交代は避けられないと考えを明かし、ボーンマスのハンガリー代表DFミロシュ・ケルケズには注目すべきと語った。
「アンディ・ロバートソンの年齢を考えれば、リバプールは新たな左サイドバックを獲得すると思う。」
「ジローナ戦での彼は素晴らしかったと思うし、間違いなく自分のポジションを争いたいだろうが、それでもクラブはあのポジションにもう一人選手を加えようとすると思う。」
「コスタス・ツィミカスは良いバックアップだが、長期的な視野に立つのであれば、もっとクオリティの高い選手を補強すべきだ。」
「ボーンマスのミロシュ・ケルケズが注目されているのは知っている。彼もボーンマスで活躍しているエキサイティングな選手だ。」
「アルネ・スロットが左サイドバックに何を求めているのか、バランスを取るためにディフェンシブな選手を求めているのかにもよるが、ケルケズはプレミアリーグを知り尽くしているし、すでにそこそこのレベルでプレーしている。彼はリバプールが注目すべき選手だ。」
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2023年の夏、AZアルクマールからボーンマスに移籍した21歳の若きDFは、今季もスタメンに定着。プレミアリーグ開幕から試合開始からプレーを継続しており、チームの最終ラインに欠かせないディフェンダーに成長した。
ハンガリー代表では、21歳ながらも21試合でピッチに立っており、国際舞台でも経験を積んでいる。着実に力を身に付けている左サイドバックだが、この冬もしくは来夏の移籍市場で、アンフィールドに新天地を求めることはあるのだろうか…?