スコットランド代表ではキャプテンも務めるアンディ・ロバートソンに代わり、長期的に左サイドバックとしてプレーできるディフェンダーを探すリバプール。ボーンマスDFミロシュ・ケルケズを筆頭に、マージーサイドからの関心を仄めかす報道が絶えない。
海外メディア『TBR』によれば、リバプールはバイエルン・ミュンヘンとの契約が最終年に突入しているカナダ代表DFアルフォンソ・デイヴィス争奪戦に加わる可能性があるようだ。かねてより噂に挙がっているレアル・マドリード以外にも、マンチェスター・ユナイテッドやアーセナル、チェルシーも興味を持っているそう。
24歳の左サイドバックは自慢のスピードを活かしたプレーで、左サイドを蹂躙。ディフェンダーだけではなく、もっと前のポジションでもプレー可能で、カナダ代表では左ウィンガーなど最前線で起用されることもしばしば。
ドイツの強豪クラブでは、200試合以上に出場しており、チャンピオンズリーグでのプレーも40試合を超える。大舞台での経験も豊富で、メガクラブにとっては目が離せない選手であることは間違いない。
しかし、リバプールが獲得に動くかは別の話。資金力で勝るクラブとの争奪戦に全力を注入するようなクラブではなく、移籍金なしとは言えども、給与や代理人への支払いなど多額の予算が必要となることは避けられない。
カナダ代表のサイドバックがアンフィールドに上陸する確率は非常に低いが、現時点ではドイツに残るとも思えず、新天地はどこになるか注目が集まる…