トレント・アレクサンダー=アーノルドやカーティス・ジョーンズ、ハーヴェイ・エリオット、コナー・ブラッドリーらアカデミーで力を磨いた選手たちがトップチームで活躍する中、リバプールは下部組織のさらなる強化を狙っている。
最近では、トレイ・ナイオニやリオ・ングモハらイングランドで期待の若き才能がリバプールに加わっており、U-18やU-21の戦力アップに成功。しかし、その視線はイギリス国内だけではなく、南米にも注がれている。
スペイン紙『Fichajes』によると、リバプールはアルゼンチンの新たな若き逸材、17歳MFフランコ・マスタントゥオーノを巡る獲得レースに参戦を決め、契約向けた動きを本格化するようだ。なお、バルセロナやレアル・マドリードらも関心を示している。
弱冠17歳ながらも、リーベル・プレートで40試合に出場を果たしており、トップレベルで豊富な経験を積んでいる。アルゼンチンU-20代表にも飛び級で選出されており、国内での評価は鰻登り。ヨーロッパの強豪クラブがこぞってスカウティングをする存在に進化している。
18歳になるまでヨーロッパに移籍できないものの、来年8月にはその条件をクリアできる。すでに各国のクラブが水面下で交渉を進めているとの報道も出ており、来年の夏の移籍市場でステップアップを遂げる可能性がある。
はたして、アルゼンチンの新星は母国を離れ、メガクラブに加入することになるのだろうか…?