昨シーズンは、ヨーロッパリーグを制覇したアタランタ。準々決勝ではリバプールも破り、セリエAでも4位フィニッシュ。今季は国内リーグにおいて首位争いを繰り広げている同クラブで、ベルギー代表MFチャールズ・デ・ケテラエルは輝きを放っている。
今シーズンはここまで22試合で6ゴール9アシストを記録しており、チームの主軸に定着。攻撃的ミッドフィルダーだけではなく、センターフォワードとしても稼働。アーセナルMFカイ・ハフェルツにも似た体躯に加えて、プレースタイルも似通っている。
スペイン紙『Fichajes』によれば、リバプールは来年の移籍市場に向けて、アタランタの23歳ミッドフィルダーに注目しており、6000万ユーロを準備しているようだ。
ダルウィン・ヌニェスがゴール前でのパフォーマンスに苦しみ、決定機を決めきれない試合が多い。アルネ・スロット監督のプレースタイルに適応している最中だが、それに意識を向けているせいか、ゴールに迫る勢いは昨季と比べると低下したと言わざるを得ない。
ドミニク・ソボスライやカーティス・ジョーンズ、ハーヴェイ・エリオットら攻撃的MFのポジションには複数の選手が控えているため、同ポジションに新たな選手を迎え入れるとは考えにくく、狙うとすればセンターフォワードになるだろう。
イタリアでの初めてのクラブ、ACミランでは失敗に終わったものの、アタランタでは高い攻撃力を発揮するブルージュ出身のプレーヤーは、来季アンフィールドに新天地を求めることになるのか…?