アンフィールド残留希望を明言するエジプト代表FWモハメド・サラーだが、現時点でリバプールと新契約締結に至っていない。クラブ側からオファーが提示されたとの話もあるが、まだ正式発表はなされていない。
契約更新するしないに限らず、来年には33歳となるエースに代わって、中長期的に右ウイングから相手の守備を脅かす選手に注目するリバプール。ウェストハム・ユナイテッドで活躍するガーナ代表FWモハメド・クドゥスはターゲットのひとりとして噂され続けている。
英『Sunday Mirror』によると、リバプールはこの冬の移籍市場において、24歳のアタッカー獲得に対して動きを見せる可能性があるようだ。また、同じくプレミアリーグのアーセナルやニューカッスル・ユナイテッドも関心を示している。
昨シーズンからロンドンのクラブでプレーする同選手は、デイヴィッド・モイーズ監督が去ったチームにおいてもレギュラーの座を確保。退場処分による出場停止などもあったが、ここまで13試合で2ゴール2アシストを挙げている。
フレン・ロペテギ監督のチーム自体の調子が上がりきっていないため、攻撃でもチグハグなシーンも目立つ。その影響もあって、ゴールやアシストの数字は伸びていない印象だが、昨シーズンは48試合で18得点を奪った実績がある。
左右のウイングでプレーでき、強靭なフィジカルで力強いプレーが持ち味。生粋の点取り屋というよりは、元々攻撃的ミッドフィルダーなだけに、チャンスメイクにも長ける。ガーナ代表では34試合で11ゴールを記録してきた。
イングランド国内でも評価を高める24歳のアタッカーは、この冬にもステップアップするのだろうか…?