2017年からユルゲン・クロップ監督とともに、数々の栄冠をもたらしてきたスコットランド代表DFアンディ・ロバートソンだが、30歳になった今シーズンは調子が安定しない。これまでのように粘り強い守備を見せる試合もあれば、簡単に交わされるシーンも目立つ。
先日のフラム戦では、致命的なミスからレッドカードを食い、チームは引き分けに持ち込むのがやっとだった。年齢なのか、疲れの蓄積なのか集中力を欠いているところもあり、ボーンマスDFミロシュ・ケルケズを筆頭に後継者候補の話も出回っている。
現役時代には、マンチェスター・ユナイテッドで一時代を築いた元イングランド代表MFポール・スコールズは、スコットランド代表キャプテンの調子に触れ、毎週のようにプレーすることでコンディションを整える選手であると、その原因を推察した。
「アンディ・ロバートソンは、それほど悪い選手だとは思っていないよ。彼は何度かミスを犯した。シーズン序盤も話した通り、出場したりしなかったりしている選手だった。」
「彼は毎週プレーしなければならないタイプの選手だと思う。」
「それ(ロバートソンの安定しない調子)が起こるのは、相手チームがそこを狙い始めるからだ。たとえそれが弱点でなかったとしても、今の彼に起こっていること、彼がミスを犯していることで、相手は常にそこを狙うようになるんだ。」
The Overlap