モハメド・サラーやルイス・ディアス、コーディ・ガクポ、ディオゴ・ジョッタらが着実に得点を重ねる一方で、ウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスの決定力は依然として課題に挙げられている。
加入当初から最後のフィニッシュ精度に乏しく、チャンスの数に対して、ゴールネットを揺らす機会が少なく、コンバージョン率には物足りなさが残る。今シーズンはアルネ・スロット監督が新たなセンターフォワード像を導入したことで、その役割に適応するために全力を尽くしている。
チームのエースに君臨するにはまだまだ実力不足で、獲得したときに支払った移籍金からももっとゴールを決めてもらいたいところだが、元リバプールMFディートマー・ハマンはオランダ人指揮官は同選手の特長に満足しているだろうと持論を語った。
「ある意味では、(アルネ・)スロットは(ダルウィン・)ヌニェスに満足していると思う。」
「彼はチームのためにハードワークし、他のアタッカーたちのためにスペースを作ってくれる。」
「彼はシーズン30ゴールを決めることはできないかもしれないが、(モハメド・)サラーがいるように、すべての選手がゴールを決める必要はない。リバプールのチームは今のままでも十分に機能しているが、彼が得点源となるスキルを見つけてくれることを願っている。」
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しかし、今季でリバプール3年目。そろそろ真価を問われる時期に差し掛かっており、退団の噂も燻っている。元ドイツ代表ミッドフィルダーは代役についても触れ、アストン・ビラで活躍するコロンビア代表FWジョン・デュランには注目すべきだと口にした。
「ヨアネ・ウィサとブライアン・ムベウモは2人とも並外れた選手だと思う。」
「しかし、ブレントフォードでゴールを決めるのはリバプールとは全く異なる。」
「リバプールがハリー・ケインの獲得に動く可能性は?正直なところ、彼はバイエルン・ミュンヘンで幸せそうだし、ミュンヘンも彼を売りたいとは思っていないと思う。そうなるとは思わないし、リバプールは決して大金持ちではない。だから可能性は低いだろう。」
「しかし、ジョン・デュランは素晴らしい選手だし、彼のプレーを見れば、前線にフィジカルの強い選手がいることは常に助けになる。前線でスペースを作り、アストン・ビラに大きなインパクトを与えた。リバプールは彼から今後も目を離すべきではない。」
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