フィルジル・ファンダイクが来年には34歳を迎え、ジョー・ゴメスにはこの夏に退団の噂が飛び交い、ジャレル・クアンサーは昨季ほどのインパクトを残せていないリバプールのセンターバック陣。長期目線での補強は避けられず、様々なセンターバックに関心を示している。
海外メディア『Get Italian Football News』によると、ボローニャで活躍するオランダ人DFサム・ブーケマに対して、リバプールが熱視線を向けているようだ。フェイエノールト時代には、アルネ・スロット監督が獲得を試みていたとも伝えている。
2023年にAZアルクマールからイタリアに新天地を求めた26歳のセンターバックは、セリエAやチャンピオンズリーグを通じて54試合に出場。今シーズンの最終ラインの主軸としてプレーし、CLグループステージでは、リバプール戦にも先発出場を果たした。
インテル・ミラノやユベントスら国内組に加えて、レアル・マドリードやアトレティコ・マドリードらスペイン勢も関心を示していると噂が出回っており、来年の移籍市場においては熾烈な争奪戦が展開されるかもしれない。
リバプールにとっては26歳という年齢はネックになりそうだが、指揮官や主力選手にもオランダ出身選手が揃うだけに、馴染みやすい環境を提供できるはず。トップレベルでの経験こそ潤沢ではないが、貴重なバックアップになり得るだけの能力を持ち合わせる。
はたして、マージーサイドのクラブはイタリアで評価を高めるオランダ人ディフェンダーに触手を伸ばすのだろうか…?