契約満了に伴い、レアル・マドリード移籍が取り沙汰されているリバプールDFトレント・アレクサンダー=アーノルド。前政権から右サイドバックとして質の高いパスを送り続け、アルネ・スロット監督に代わってからは、守備面も向上。生え抜き選手ということもあり、チームにとって変えの効かない選手だ。
その控えには、北アイルランド代表DFコナー・ブラッドリーがいる。プレースタイルは異なり、豊富な運動量で積極的に前線に絡み、時にはモハメド・サラーを追い越して、ペナルティエリア内にまで侵入する。
好パフォーマンスを連発する21歳のディフェンダーだが、元イングランド代表GKベン・フォスターは否定的な見解を示した。あくまでトレントの控えであり、現イングランド代表の右サイドバックに並ぶほどのポテンシャルを持ち合わせていないと語った。
「試合後、彼らはトレント・アレクサンダー=アーノルドのことを話していた。彼のことを最重要だと思わないのは、コナー・ブラッドリーが控えていると考えているからだとね。」
「リバプールのファンが、もう一人世界最高の右サイドバックが控えていると考えているのなら、それは大間違いだ。どんなに優秀でも、トレント・アレクサンダー=アーノルドほどにはなれないだろう。」
Ben Foster – The Cycling GK