ユルゲン・クロップ監督から高いポテンシャルを評価され、トップチームでも出番に恵まれたスコットランド代表FWベン・ドーク。アルネ・スロット監督のもとでは重要なチームメンバーと見なされているとは言い難く、ミドルズブラでのレンタル生活を過ごしている。
チャンピオンシップにおいて、ここまで20試合2ゴール5アシストを挙げ、マイケル・キャリック監督率いるチームの攻撃を引っ張る。鋭いドリブル突破は魅力のひとつで、シーズン後半にかけて、さらなる数字の向上を狙う。
英『Daily Mail』によると、クリスタル・パレスは19歳のドリブラーに関心を示しており、1500万ポンドのオファーを提示したものの、リバプールはその提案を拒否したようだ。なお、移籍金として、3000万ポンドに近い金額を要求しているとも報じている。
来シーズン、リバプールに復帰したとしてもレギュラー争いに食い込めるかは未知数。新たなアタッカー獲得の噂も絶えないだけに、ふたたびローンもあり得る。
チャンピオンシップで結果を残し、3000万ポンド程度を支払ってくれるプレミアリーグのクラブに移籍し、毎週のようにプレーするチャンスを与えられる環境が、年齢的にも嬉しいはず。
リバプールにとっても悪い取引ではなく、ファビオ・カルヴァーリョらの取引にも付随している次の移籍の際に発生する17.5%の売却条項も盛り込められば、御の字だろう。
はたして、レッズはスコットランドの未来を担うかもしれないウィンガーを早々と手放すのか…?