今シーズンはミドルズブラにレンタルし、チャンピオンシップで20試合に出場。右ウイングから攻撃の起点となっている19歳FWベン・ドーク。最近はスコットランド代表でも台頭し始めており、トップレベルの戦いを続けている。
イングランド国内でも評価は高まっており、クリスタル・パレスがオファーを提示したとの報道が流れたが、同じくプレミアリーグのイプスウィッチ・タウンも獲得に乗り出した。海外メディア『The Athletic』によると、移籍金は1600万ポンドだったが、リバプールからはすぐさまノーが突きつけられたようだ。
降格圏に沈むイプスウィッチだが、17位までの勝ち点差はそこまで開いておらず、プレミアリーグ残留も夢ではない。若手も多いチームだけに、19歳のウィンガーにとっては環境の良いクラブであって、リバプールでベンチに入れるかわからない、もしくはレンタル生活に沼るよりはよっぽ良いだろう。
一方で、リバプールは3000万ポンドに近い金額を要求しているとも言われており、イプスウィッチは最低でも2倍程度の増額を求められている。
はたして、ベン・ドークはリバプールを退団し、プレミアリーグの別クラブに活躍の場を移すことになるのだろうか…?