昨シーズン、ユベントスのトップチームで活躍したトルコ代表FWケナン・ユルディズは、ヨーロッパでも将来有望株の仲間入り。モハメド・サラーの長期的な後継者を探し求めるリバプールからの関心が噂されてきた。
新たなシーズンはさらに中心的な存在に変貌し、セリエAやチャンピオンズリーグを通じて、ここまで24試合4ゴール5アシストを記録。ほとんどの試合を先発からスタートさせており、19歳にして名門クラブのレギュラーの座を確保している。
イタリア紙『Corriere Dello Sport』によれば、マージーサイドのクラブはトルコ代表でも17試合でピッチに立つ若きアタッカーに対して、4000万ユーロを準備し獲得の可能性を探っているようだ。
2024年8月に契約更新したばかりで、直近での移籍はあまり現実的ではない。それでも、ユベントスはニューカッスルのイタリア代表MFサンドロ・トナーリ獲得を熱望しており、予算を確保するためにもドイツ出身の左ウィンガーを犠牲するかもしれないとも伝えている。
元々は攻撃的ミッドフィルダーやセカンドストライカーでの出番が多かったが、今シーズンから本格的に左ウイングにメインポジションを変更。その才能を開花させ、リバプールに限らず、メガクラブが熱視線を寄せている。
左ウイングだけに、エジプシャン・キングの直接的な後釜としては考えにくいが、レッズがイタリアで躍動するトルコ代表アタッカーに白羽の矢を立てることになるのだろうか…?