アルネ・スロット監督の指導で、プレミアリーグの首位をひた走るリバプール。消化試合が1試合少ない中で、2位アーセナルに勝ち点 “6” 差を付けており、前節ウェストハム・ユナイテッド戦ではアウェイの地でありながらも、実力の高さを見せ付けた。
次なる試合は、古くからのライバル、マンチェスター・ユナイテッド。サー・アレックス・ファーガソンが退任後、苦しみ続ける相手とは対照的に、近年はマンチェスター・シティやアーセナルらと熾烈な競争を繰り広げるクラブに成長した。
現在14位に沈むユナイテッドをアンフィールドを迎える一戦だが、大方の予想ではリバプールの快勝。しかし、ナショナルダービーは何が起きてもおかしくなく、いつも以上の力を発揮することもあり得る。
ブライトンから加入して以来、リバプールの中盤で欠かせない存在として攻守両面で活躍し続けるアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターは、チームの雰囲気の良さを明かしつつも、それぞれの試合に集中しなければならないと気を引き締めた。
「僕らは本当にいい瞬間を迎えているし、チーム内の雰囲気もすごくポジティブだ。」
「しかし、いつも言っているように、このようなクラブでは休んでいる暇はないし、起こったことに浮かれている暇もない。とにかく勝って、次の試合のことを考えなければならない。」
「先発や交代で入る選手が本当に重要で、トロフィーを獲得したければ、彼らが必要だということは分かっている。もちろん、ベンチにいたくはないだろうけど、ここにいるすべての選手が、出場したときにチームのためにベストを尽くしていることは知っている。」