今夏に満了を迎える現行契約の更新に向けた話し合いが続くリバプールとトレント・アレクサンダー＝アーノルド。モハメド・サラーやフィルジル・ファンダイクと異なり、まだ26歳と若く、生え抜き選手という特別感もあり、地元アンフィールドへの思いも強いはずだ。
しかし、レアル・マドリードでの新たなチャレンジにも心が揺れており、現時点ではまだ決断はなされておらず、継続して両クラブによる説得合戦が続いている。1月に入り、スペインの名門クラブも直接やり取りできるようになっており、重要な時期に差し掛かっている。
英『Mirror』によると、リバプールはイングランド代表DFの残留に向けて、巨額のオファーを提示したようだ。その内容は、5年契約で総額7800万ポンド。マドリード側から提示されている週給300,000ポンドという条件に近づいたことになる。
週給350,000ポンド（capology.com）とも言われるクラブで最も高い給与を受け取るエジプト代表FWモハメド・サラーにこそ及ばないが、キャプテンのフィルジル・ファンダイクを大幅に上回り、クラブ内で2番目の給与を受け取ることになる。
今回の報道が事実であれば、トレント・アレクサンダー＝アーノルドを巡る契約交渉は新たな局面に入った。はたして、副キャプテンはアンフィールドに忠誠を誓うのか、もしくは新たな旅路に歩みを進めるのだろうか…？