ブラジル代表GKアリソン・ベッカーが離脱していた期間、ゴールマウスを守り続けたアイルランド代表GKクィービーン・ケレハー。今シーズンもプレミアリーグやチャンピオンズリーグなどを通じて、13試合に出場を果たした。
ところが、リバプールの正守護神が戻るや否や、ベンチを温める日々に逆戻り。かねてより毎週のようにプレーできる環境を求めて移籍を希望していると伝えられており、近年は移籍マーケットが開くたびにアンフィールド退団の報道が飛び交ってきた。
そして、2025年の夏、26歳のゴールキーパーはついに移籍を実現させられそうだ。バレンシアからジョージア代表GKギオルギ・ママルダシュヴィリの獲得を決めており、来シーズン以降はアリソンとのレギュラー争いが想定されている。
海外メディア『TEAMtalk』によると、リバプールは今夏の移籍市場において、2026年6月まで契約を結ぶ2番手GKの売却を準備しており、適切な金額でのオファーを待っているようだ。なお、ニューカッスル・ユナイテッドが関心を示している。
シュートストップに定評のあるイングランド代表GKニック・ポープがいるものの、たびたび負傷で試合に出られていない。年齢も32歳となっており、もしも新たに後ろから繋ぐサッカーに転向する場合は、リバプールの控えGKは理想的なターゲットになり得る。
これまでもプレミアリーグのクラブが関心を示すつつも、リバプールが希望する金額に届くことはなかった。ただし、この夏の時点では契約期間も残り1年を切るため、マージーサイドのクラブもそこまでの高い要求はしなさそうだ。
はたして、アイルランド代表でもレギュラーの座を掴むゴールキーパーは来季、どこのクラブでゴールマウスを守るのだろうか…?