2022年の夏、ブラジルのコリチーバからオランダのフェイエノールトに渡った24歳FWイゴール・パイシャオンは、エールディヴィジで大きく成長。ロッテルダムでの出場は100試合を超え、ここまで26ゴール23アシストを挙げてきた。
今シーズンも左ウィンガーを中心に、国内リーグやチャンピオンズリーグでスタメン出場を続ける元ブラジルU-23代表のアタッカーに対して、リバプールやアーセナル、トッテナム・ホットスパー、アストン・ビラ、ウェストハム・ユナイテッドらプレミアリーグ勢に加えて、イタリアからASローマが関心を示していると、海外メディア『CaughtOffside』が報じた。
2024年11月に2029年までの長期契約を結んだばかりだが、3000万ユーロから3500万ユーロで獲得できる可能性があるようだ。
左ウイングだけでなく、右ウィンガーやセカンドストライカーなど前線の様々なポジションをこなえる小柄なフォワードは、小刻みなドリブルで相手を奔走し、細かく動き直しで相手のマークを外し、ゴールに迫る。
モハメド・サラーの年齢に加えて、ダルウィン・ヌニェスの去就が不透明な中、リバプールは新たなアタッカーのリストアップを始めていると言われる。最近はルイス・ディアスがセンターフォワードとして一定のパフォーマンスを披露しており、コーディ・ガクポと争えるウィンガーも候補になり得る。
フェイエノールトはアルネ・スロット監督が昨シーズンまで指揮を執っていたクラブで、ブラジル人アタッカーに間しても、プレースタイルだけではなく、キャラクターなども熟知しているはず。
はたして、24歳のフォワードはこの冬、もしくはこの夏の移籍市場において、プレミアリーグにステップアップをするのだろうか…?