アルネ・スロット監督の就任で、ダブルボランチの一角を担いつつも、前線に顔を出す役割に少し変わったアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスター。見事な適応能力で新たなタスクもこなし、新体制でもレギュラーを張り続けている。
新たな指揮官のもとでも、強さを見せ付けているリバプール。ユルゲン・クロップ時代よりも安定したディフェンスも手にし、ここまでプレミアリーグでトップに君臨。チャンピオンズリーグでも全勝と好調を維持している。
元ブライトンMFはオランダ人指揮官の手腕に触れ、出会った当初から感触は良かったと明かした。一方で、数々のタイトルに導いたドイツ人指揮官の後を引き継ぐのは難しいとも口にし、ひとつでも多くのトロフィーを勝ち取りたいと語った。
「初日からいい感触だった。最初から、彼が望んでいるプレーを少しは見ることができたし、グループとして本当にそれを受け入れることができたと思う。」
「彼が持ってきた戦術的なアイデアや、彼が求めているプレーに、僕らはみんな馴染んでいる。とても満足しているのがわかると思う。」
「新しい監督が入ってくるのは簡単なことではない。特にユルゲン・クロップのようなレジェンドが何年もここにいて、多くのものを勝ち取った後ではね。」
「アルネにとっても、グループ全体にとっても幸せなことだ。だから、彼にトロフィーのひとつやふたつをプレゼントして、その栄冠を勝ち取ることができればいいね。」