元ベンフィカFWダルウィン・ヌニェスのリバプールでの立場が危ぶまれている。アンフィールドにおいて、ルイス・ディアスとディオゴ・ジョッタがアルネ・スロット監督によってセンターフォワードを任されることが多く、ウルグアイ代表フォワードの序列が下がっている。
121試合に出場して37ゴールの成績は、リバプールが2022年の夏にポルトガルのクラブに支払った8500万ユーロという高額な移籍金を、正当化できているかと言われれば、答えはノーだろう。
今シーズンはウルグアイ人アタッカーにとって重要な1年になるはずだったが、コーディ・ガクポがリバプールの左ウイングに固定されており、オランダ人指揮官はビッグマッチにおいて、コロンビア代表ウィンガーを中央のストライカーとして起用することが増えつつある。
スペイン紙『Fichajes』によると、ディエゴ・シメオネ率いるアトレティコ・マドリードは、レアル・マドリード、バルセロナ、アスレティック・ビルバオとリーガ・エスパニョーラのタイトルを争う中、攻撃強化の一手として、ヌニェスの獲得を検討しているようだ。
マージーサイドのクラブはこのストライカーに約6000万ユーロを要求すると見られる。それでも、ロヒブランコはウルグアイ代表FWが違いを生み出す選手になると信じている様子で、移籍金の支払い時期をずらすか、選手との交換を検討する可能性もあるそうだ。
ACミランやサウジアラビアからも関心の噂が出回っており、今年の夏にも複数クラブによる争奪戦が展開されるかもしれない。もしも要求額で売却できれば、その資金を別のストライカーに投じることもでき、リバプールにとっては悪くない取引となるだろう。
はたして、ウルグアイ代表の25歳フォワードは来季もアンフィールドで活躍を続けるのか、もしくは別のクラブに新天地を求めているのか…?