シュトゥットガルトではキャプテンまで上り詰め、サプライズ補強としてリバプールに加入した日本代表MF遠藤航。当初は期待されていなかったが、プレミアリーグで結果を残し続けると、ユルゲン・クロップ監督の最終年で中盤の底で活躍した。
ところが、アルネ・スロット監督の誕生でプレー時間は激減。ボール奪取よりもボールを運べるタイプを好むオランダ人指揮官は、ライアン・フラーフェンベルフを重宝。カップ戦や短い時間で好プレーを披露するも、チャンスは数少ない。
アンフィールドからの退団も噂される日本代表キャプテンだが、元リバプールMFディートマー・ハマンはイングランドのクラブよりもボールを支配できる可能性のあるセルティック移籍が良い選択だと語りつつも、マージーサイドでプレーを続ける姿を見たいとも口にした。
「遠藤航はとても賢い選手だと思うし、自分より前にいる選手を頼れる良いチームでこそ、最高の力を発揮できる。」
「セルティックはフラムよりも支配力があり、彼にとってはそちらの方が良い選択肢だろう。」
「とはいえ、リバプールのチームは機能しているし、私は彼がクラブに残ることを切望している。ゲームを読む能力に長けているし、パスの出し手でもある。」
「多くのチームが興味を示しているのは目に見えているし、何が起ころうとも、彼のベストを祈っている。」
BestOffShoreSportsbook
比較的固定したメンバーで戦うスロット監督。多忙なスケジュールにおいても、よほどの格下でない限りはレギュラーメンバーを先発で起用しており、彼らの負担が増しつつある。
日本人MFのように、ハーヴェイ・エリオットやフェデリコ・キエーザ、ジャレル・クアンサーらもチャンスを得ているとは言い切れない。そして、構想外にも思える選手たちは例外なくアンフィールドから離れる可能性が報じられている。
はたして、ベテランミッドフィルダーは来季もリバプールでプレーするのか、もしくは別のクラブに新天地を求めるのだろうか…?