モハメド・サラー、フィルジル・ファンダイク、トレント・アレクサンダー=アーノルドと、主力級の3選手が相次いで契約満了が迫っている。すでに期限は6ヶ月を切っており、クラブ間の合意なしに交渉ができるようになっており、サウジアラビアやレアル・マドリードを中心に様々な憶測が流れる。
現役時代にはアンフィールドで数々のゴールを記録した元イングランド代表FWロビー・ファウラーは、自らの仮説を説明。すでに3人中2選手は契約に合意しており、最後のひとりにプレッシャーをかけないためにも公式発表を控えていると語った。
「内部情報ではないが、ちょっとした仮説を持っている。これが真実からかけ離れているかどうかはわからない。」
「でも、おそらく2人は何らかの理由ですでにサインをしていて、1人はサインをしていないのだと思う。クラブが表立って、”もう1人の印象が悪くなるからサインをした” とは言えないという単純な理由からだ。」
「なぜなら、2人が合意して、クラブが “ああ、合意した” と言えば、もう1人に大きなプレッシャーがかかることになるからね。」
Ben Foster for Amazon Prime
あくまで仮説で、事実とは異なるだろう。とはいえ、クラブとの親交も深い元エースストライカーだけに、もしかると何かしらの情報を掴んでいるのかもしれない。
ベテランの2選手はアンフィールド残留を希望しているとも伝わっており、これまでの情報を鑑みると、悩んでいるのはイングランド代表の後輩でもある26歳DFトレント・アレクサンダー=アーノルドと推察できる。
レアル・マドリードがメディアも使い、積極的なアピールを行う中、幼い頃から育ったクラブと別れるのか、その決断には注目が集まる。
はたして、サラーやファンダイク、アレクサンダー=アーノルドはどのような決着に落ち着くのだろうか…?