ジョーダン・ヘンダーソンの退団に伴い、リバプールのキャプテンに任命されたオランダ代表DFフィルジル・ファンダイク。母国のフル代表でもキャプテンマークを巻き、試合を通じて、最終ラインを抜群のリーダーシップで統率する。
対人守備にも圧倒的な強さを見せるベテランセンターバックは、アルネ・スロット監督のもとで才能を開花させた同郷MFライアン・フラーフェンベルフにタイトルを勝ち取ったときのビデオを見せたと明かし、ふたたびプレミアリーグやチャンピオンズリーグのトップに立つことを狙っていると語った。
「彼（フラーフェンベルフ）はすでに、（プレミアリーグやチャンピオンズリーグで）優勝したらどれだけの意味があるか、シーズンを通じて費やした苦労がすべて報われるかを少しは知っている。」
「過去に優勝したときのビデオも見せたよ。素晴らしい偉業になるし、当然すべてのハードワークがそれ以上の価値を持つことになる。」
「プレミアリーグで優勝した時は、残念ながらファンと一緒に祝うことはできなかった。でもチャンピオンズリーグで優勝した時は、ファンと一緒に素晴らしいパーティーをした。だから、それを目指しているんだ。」
「僕たちは最高レベルでプレーし、世界最高のチームと対戦するのが好きなんだ。」
「チャンピオンズリーグであろうと、自国であろうと、ベストの国であろうと、ベストのチーム、あるいはその上のチームと対戦したいものだ。だって、最高の選手や最高の監督と対戦できるんだから。」
「それが楽しい部分だと思うし、試合はタフで難しいけど、それが一番楽しめる試合だと思う。」
BeIn Sports
現時点でこそイングランドとチャンピオンズリーグでトップに位置するリバプールだが、まだまだシーズンの先は長い。疲労感も出てくる時期に入っており、比較的固定されたメンバーでチームを組むオランダ人指揮官にとっては、難しい選手管理が求められることになる。
まして、今季は初めてのプレミアリーグ挑戦であり、いわゆるトップリーグでも初挑戦となる。同郷の指揮官とともに、そしてオランダ出身のMFと一緒に、国内リーグなどのトロフィーを勝ち取ることができるだろうか…？