フェイエノールトで数多くのゴールを奪ってきたメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネス。昨シーズンまで同クラブを率いたアルネ・スロット監督はリバプールに旅立ち、ブライアン・プリスケ監督が誕生したチームでもエースの座に君臨する。
今シーズンは負傷で離脱していた期間がありながらも、シーズン前半戦だけで二桁得点を記録している23歳のストライカーだが、昨夏の移籍市場において、ノッティンガム・フォレストからオファーを受け取ったときに、スロット監督に相談したと吐露した。
「オファーを受けたとき、彼と何度か話をしたんだ。彼にアドバイスを求め、それをくれた。会話の内容は僕らの間に残っているけど、話したのはそれが最後だった。」
「彼(スロット)がリバプールで今やっていることに驚きはない。サッカー界は彼のことをそれほど知らなかったが、僕らはよく知っていた。彼がどれほどの能力を持ち、リバプールに限らず、どのチームにとっても偉大な監督であることは分かっていた。」
ESPN
オランダに残ったメキシコ人ストライカーは、エールディヴィジで3年目に突入しており、ステップアップの時期が迫っている。この夏にもトップリーグに行く可能性は高く、その行き先がプレミアリーグになる未来も否定できない。
一方で、メキシコ代表フォワードに断られる形となったノッティンガム・フォレストだが、今季は絶好調。これまでの中ば無茶苦茶な補強が報われており、33歳のニュージーランド代表FWクリス・ウッドがゴールマシーンに化ている。
結果論を言えば、補強せずとも良かったものの、ウッドの年齢を考えると後釜の確保は必須。ふたたび、オランダに熱視線を送ることはあるのだろうか…?