昨年の移籍市場から継続して、守備的ミッドフィルダーに目を光らせるリバプール。獲得に近づいていたスペイン代表MFマルティン・スビメンディはレアル・ソシエダに残留し、最近ではアーセナル加入の噂が飛び交う。
他にも様々な中盤の選手がメディアを賑わせており、その真意は掴みにくい。そして、リバプールのリストには新たなミッドフィルダーの名前が浮上したようだ。
海外メディア『TEAMtalk』によると、マージーサイドのクラブはシュトゥットガルトに所属するドイツ代表MFアンジェロ・スティラーの動向を追っており、来シーズンに向けたチーム作りを視野に入れている。
2027年6月までドイツのクラブと契約を結ぶ23歳のミッドフィルダーは、2023年8月にホッフェンハイムから加入して以来、60試合を超える試合に出場。今シーズンも主軸を任され、ブンデスリーガやチャンピオンズリーグなどを通じて、27試合で2ゴール3アシストを記録している。
左足での巧みにボールを扱い、鋭いビジョンを駆使してゲームメイクに関わりつつも、チャンスメイクにも顔を出す。守備に特化したタイプではなく、中盤のボール運びを円滑にするプレースタイルは、アルネ・スロット監督も好きな選手と言える。
同紙が報じたところによれば、シュトゥットガルトは4000万ユーロで売却にも応じる可能性があり、バイエルン・ミュンヘンのアカデミーでも育った若手ミッドフィルダーがプレミアリーグにステップアップするかもしれない。
はたして、日本代表MF遠藤航に続き、ドイツ南西部からリバプールに移籍する選手が誕生するのだろうか…?