ユルゲン・クロップ監督が9年間のリバプール生活に終止符を打ったシーズンにおいて、34試合に出場したイングランドU-21代表DFジャレル・クアンサー。ヨーロッパリーグでも7試合でピッチに立ち、貴重な経験を積んだ。
今シーズンは初めてチャンピオンズリーグの舞台に歩みを進めた。初めての出場は、アンフィールドでのバイエル・レバークーゼン戦。この試合は途中投入で、わずか2分間しかプレーしなかった。他の試合ではベンチ入りこそしたが、ピッチに立つことはなかった。
そして、前日のLOSCリール戦では初めてアンフィールドで先発出場。90分間プレーし、勝利に貢献。リバプールは全勝を継続した。この試合を振り返り、21歳のセンターバックは、自分にとっても、家族にとっても夢のような出来事だったと語った。
「自分にとって、とても楽しい経験だった。」
「僕は自分のキャリアのために懸命に働いてきたし、アンフィールドでチャンピオンズリーグに出場できるなんて、自分にとっては夢のようなことだ。とても誇りに思うよ。僕にとっても、家族にとってもね。」
「ブーイングのせいで、テーマ曲があまり聞こえなかった!(2022年チャンピオンズリーグ決勝の混乱の後、リバプールファンはUEFAアンセムにブーイングを浴びせた)。でも、夢が叶ったのは間違いない。僕はそれを前向きに捉えようとしている。物事が思い通りにいかないとき、今夜のような夜を振り返ることができる。それは常に僕の中にある。このチャンスに感謝している。」
Liverpool Echo