EURO2024では、イングランド代表を決勝で破り、優勝トロフィーを掲げたスペイン代表FWニコ・ウィリアムズ。アスレティック・ビルバオの下部組織で育った22歳のウィンガーは、昨夏の移籍マーケットにおいてバルセロナに移籍すると思われた。
ところが、現在のチームに残留を決めた同選手は、今シーズンも左ウィンガーのレギュラーとして活躍。24試合2ゴール5アシストを挙げているが、その数字以上のパフォーマンスを見せており、依然として強豪クラブが関心を示している。
海外メディア『The Athletic』によると、リバプールも昨夏の移籍市場でスペイン代表のアタッカーの獲得を検討していたようだ。しかし、現在も興味を持ち続けているかは書かれておらず、今月や今夏で獲得に乗り出すかには言及していない。
サン・マメスで通算146試合で22ゴール31アシストを記録しており、フル代表でも24試合で4ゴールを奪ってきた。年齢も22歳とまだ若く、スペイン国内だけではなく、どのメガクラブにとっても即戦力のプレーヤーだ。
バルセロナも継続して関心を示しているが、アーセナルやチェルシーらも興味を持っているとも言われる。リリース条項は6000万ユーロで、プレミアリーグ勢にとっては捻出できない金額ではなく、争奪戦が展開されるかもしれない。
はたして、リバプールが22歳の左ウィンガー獲得に本腰を入れる未来はあるのだろうか…?